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雑記:常連

気に入ったお店を見つけて何度か通っているうちに、店員に顔を覚えられて話かけられることが皆さんにもあると思います。

もちろんそれは好意からくるもので、本来なら喜ばしいことであり、周りの人に聞いてみても嬉しいことのようです。

しかし、私はそうなってしまったが最後、もうその店には行けなくなってしまいます。

なんだか恥ずかしくなってしまい、どうしていいかわからなくなってしまうのです。

だから、いままでいろいろ接客業をしてきましたが、お客様に声をかけることはしてきませんでした。

私のような人間は少数派であり、多くの人は声をかけられると喜んでくれることはわかるのですが、自分がされてあまり嬉しくないことをする気にはならなかったのです。

 

先日、同じ方から、何回かにわたってご注文をいただきました。

「日本の古本屋」を通してのご注文だったので、たまたま探していた商品が小店にあっただけかもしれませんが、とりあえず取引にご満足いただけたのだと嬉しく思いました。

さらに、おそらくですがこの方、著名な作家さんで、私自身も著書を読んだことがあるのです。というかファンなのです。

もしかしたら今書いているものに必要な本を、小店で買ってくれたのかもしれない。

いずれ世に出るその作品の完成に役に立てたのかもしれない。

そんな喜びを伝えたい、とミーハー根性がむくむくとおこってきました。

しかし、今まで自分の偏屈な考えで、「こいついつも来てやってるのに、一声もかけやしない」と誰かを不愉快にさせてきたかもしれないのに、ここで都合よく考えを変えるのはいかがなものかと思い、書式どおりの返信メールを返しました。

これからでるその方の新作を楽しみにしながら、その本を買うことで、御礼の変わりになるのかなと思うのです。

ただ、もうちょっと愛想よくしてもいいかなと、最近は思い始めています。今までのバイトさきのオーナーさん、すみませんでした。


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Posted on 2014-12-11 | Posted in blog | No Comments »

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